情意フィルター② リスニングして英語の便秘解消
こんにちはたっちゃんです。
情意フィルター;「第2言語に対して自信がない時に発言を妨げ、習得を遅らせてしまうフィルター」です。
この言語習得の壁を乗り越えるまではいかなくても低くしていくための方法はあるのか?
についての考察。
という疑問に最近読んだ本から、解決に繋がるいい視点を見つけたので書いてみたい。
「人は話し方が9割」
人によっては話し方が10割っていう人もいますよ。。。
まず、話すってことを前提に考えると、
知らない人の前では全然話さないけど、仲のいい友達、彼氏、彼女、家族、総じて一緒にいて心地いい人とは弾丸トーク、何時間時間あっても語り足りないみたいな事ってありまよね。
家では
あー、うおぉんとか
ご飯食べるの?みたいな yes no questionにすら
うめき声か、ディスコミュニケーション並みで、言葉になってないくらいのスーパー省エネ発言しかしないけど、
友達と一緒の時はすスーパー笑顔で笑い倒し、喋りまくりでもはやだれか喋っててもカットインして喋るくらいっていうの結構普通だと思います。
つまり人が口数少なくなるのも、おしゃべりになるのって
そのコミュニティ、環境次第。
英語の習得、英会話にもこの環境があったら発言量が自然と上がるはずっていう。
その環境を作るためにはどうすんのっていうのにいい方法になるかもしれないっていうのが書いてました。どどん!
「人は話し方が9割」
この本から要点をサクッとまとめると、
”自分が話を聞いてほしいように人の話を聞きなさい”
ちょっと話飛びますが、
人間には対人関係での印象、つまり人から受ける評価、承認が生きる過程でめちゃくちゃ大事。
ちなみにアドラー心理学では人の悩みの10割は対人関係って言いきってます。
友達とめちゃくちゃ話せるのって、
自分がそこではなんでも喋っていいっていう、安心感、信頼感、承認感があります。
打ち解けてない人の前で友達にするような
どうでもいい話、バカな話ってできないし、やろうともしない。
学校の先生のモノマネとか、身内ネタを他人にしてもウケないし、笑い起きるどころか、この人何?みたいな恐怖感すらひょっこりはん。
知らん人の前で説明もなしに身内ネタだけ話し続ける人。
シンプルなサイコパス。戦慄。
知らん人の話なんて説明があっても最高到達点愛想笑いでしょ。不毛な時間。
カムバック。
会話を基準に考えると会話が弾むのって、うなずきとか、共感が感じられるつまり、良い聞き手の存在があります。
んで良い聞き手のポイントが5つ!
①驚嘆(へ~、うお~)
②反復(リピート)
③共感(だからよね~)
④称賛(すごいですね~)
⑤質問(それから~ですか?)
みたいなこの展開されたらどんどん詳しく話しちゃいますよね。
しかも、いい聞き手がいて話が弾むってめちゃくちゃいい勉強。
人の英語を聞くことってそもそもリスニングの練習になっていて、これがどのレベルの対話相手でもいい勉強方法になる。
自分より話せる人。
例えばネイティブスピーカーや上級者の話を聞くことによって1段階上の丁寧な言い回し、単語を学び、スピード感に慣れます。
自分と同等もしくはビギナーの人の話を聞くことで単語、言い回し、発音のミスを発見、自分に同じようなミスがあるとその、気づき、訂正するきっかけ。
話の内容で説明が必要な場合に簡単な英語でパラフレーズをするというきっかけになります。
異なる言語をマスターしたいならその言語のネイティブ彼氏、彼女を作るってこの学習原理の上に成り立ってるんです。
そもそも好きという感情、承認感があってその人の言うことを理解したい、コミュニケーションしたい!
話す事がそれを体現する。
しかしながらばっと、気をつけないといけないのは、
好きって感情から先に入らないと失敗と待ち合わせ。
彼氏、彼女の話聞きたくないって人いないし、そもそも話したい、いろんなことシェアしたい、ミスしても笑わないし、優しく訂正してくれる。もはやミスすらかわいい。知らん単語とかも質問しやすいし。だからどんどん話す。
英語力上達。ないしは習得が結果として付いてくるんです。
だけど、好きって感情ってよりは外人の彼氏作りたいとか英語力伸ばしたいから、なんならちょっと遊びたいだけの下心で近づいてくる人と付き合っても、正直1か月以内に遊んで関係が終わるだけ。
英語力じゃなくて、負の感情が残るだけ。ぴえん。
悲しいけど、その経験してる人をなかなか知ってる~。世知辛い。
脱線気味ですが、
情意フィルターを下げられるかもしれない可能性として、
話しやすい環境で英会話をする。友達とか、英会話にモチベーションがある人とか、興味がある人とか、
最初っから貪欲にネイティブネイティブしてても話すスピードに圧倒されて聞いてないレベルで終わっちゃうかも。
自分が聞いてほしいように相手の話を聞いてあげることでその環境を作っていく。
なんか結構できそうな気がする。